Archive für Juni 2008

そしてまたイタリア

のPolverigeという小さな街にいます。
ベルリンのNICO AND THE NAVIGATORというカンパニーの”Obwohl ich Dich kenne”(君を知っているにも関わらず)という作品に代役で出演です。ビデオと台本で一人で練習をして、現地でメンバーの皆さんと顔合わせ、いきなり通しに飛び込みました。

作品は私の印象としては言葉と体と音楽と美術を組み合わせた流れる絵画、という感じでしょうか。
台本を読んでいて大きくうなづいてしまうようなとても素敵な台詞が沢山あって、全体もかなり抽象的なシーンで構成されており、どこか常に”静”を感じさせるとても独特な世界観です。

出演者は男性3人に女性が紅一点。代役をやるのは珍しい経験で、 オリジナルキャストの方々が2ヶ月半かけて創り上げた世界にいきなり飛び込むのは、見知らぬ家の晩ご飯におかずを持ち寄るような緊張感にちょっと似ています。先週のベネチアとは全く違うテンションですが、出来上がっているチームにお邪魔するという所では共通する部分があり、またまた新鮮な刺激を受けています。

私的には今まで最もシアター寄りの作品。ダンス作品と違って、自分を出すというよりは、作品の中での自分の存在を受け入れるというか翻訳するというか、なんだかインターフェースが間に入っているような不思議な感覚です。代役という事も関係あるかもしれません。とにかく本番までにしっかり集中して自分の中で深めて行きたいです。

このあとはマルセイユで公演、すっかり南ヨーロッパ月間です(笑)

日本

ベルリンに帰って来ました。
スペインよりもイタリアよりも激しくユーロ2008モードのベルリン。街に溢れるドイツ国旗が流石にうざい、、、ワールドカップ以降、みんな再び国旗を掲げる勇気?を持ち始め、今や戦勝国かというような状態でちょっと怖いです(笑)サラマンカの事、ベネチアの事、書きたい事は沢山あるのですが、まずは日本からのニュースにびっくりしました。地震、そして秋葉原、、、

岩手・宮城地震の被災者の方々、行方不明者捜索にあたっている方々の、安全とご健康そして一日も早い復旧を心からお祈りしています。

秋葉原のような事件は毎回2度と起きて欲しくないと願うのに、社会に巣くう闇が果てしなく深いものである事を思い知らされ、ぞっとします。それは外国にいても常々感じますし、自分の内側にも存在しているのは否定できません。6年前に亡くなったまりちゃんの事を思うと、今もあの時空いた穴は存在し続けています。ひとりの人間なんて本当に脆い存在で、あっという間に壊れてしまう。そうなってしまう前に自分を守れる強さが欲しいし、互いを支える繊細さが欲しい。被害に遭われた方々が少しでも心落ち着ける日々を過ごせるよう、 願わずにいられません。そして理不尽に命を奪われた方々の冥福を心よりお祈り申し上げます。
kamome.jpg

salamanca - parma - venezia

サラマンカでのfeierabend!を無事終えて、パルマにとんぼ返りでリハ、そしてようやくベネチアに辿りつきました!

2夜漬けのスペイン語で乗り切ったfeierabend!、さすがにスペインのお客さんはノリがよく、超満員の中あっという間にフィエスタモードになるも、果たしてこの作品の意図が伝わったかどうかという部分には疑問が。 ドイツのお客さんに比べて、とにかく落ち着きがない。踊りながらしゃべる、食べながらしゃべる、歌ってるときもしゃべってるんじゃないかというくらい、、、劇場はオペラ形式のとても素敵な空間で、作品にとっても理想的なロケーションでした。が、なぜか全てが終わった後に、やるせなさを感じてしまいました。私が本来持っていたお祭りメランコリーを非常に強く感じた今回。それがただ私の精神的リズムによるものなのか、サラマンカの空気によるものなのか、言葉の通じなさによるものなのか、、、と十分に咀嚼する間もなく舞い戻ってきたイタリア。
veedig.jpg Den Rest des Eintrags lesen »

Salamanca

怒濤の日々です、、、
La Spezia - Torino - Sagviliano - Parmaと移動しながらリハの日々、
ようやくパルマのTheatro Dueという劇場で落ち着いて集中リハーサルに入ったと思ったら、
おとといはまたトリノまで日帰りで、フランス&イタリアのプロデューサ達に向けての見本市で
クリエイション中の今の作品のデモンストレーション。

そして翌朝車でパルマからミラノの空港まで走り、今スペインのサラマンカにいます。
久々に会うメンバーのハイテンションに吹き飛ばされそうになりながら、
蟹を食べてかろうじて正気を保ってます。
明日はFeierabend!最後の公演、これでこの作品も一区切りになりそうです。

もうすっかりロスト・イン・トランスレーション、、、
イタリアでは、振付けのミケーラはイタリア語とフランス語しか話さないので、彼女とのコミュニケーションは私の幼児レベルのフランス語、ドラマツルギーのアレッサンドロはドイツ語ができるのでドイツ語、他のメンバーとは英語、ひとりで街に出る時は覚えたてのイタリア語、という真に頭がミソスープな状態の日々から突如ムーチョスグラシアスの世界へ。

Feierabend!はお客さんとコミュニケーションしなければならないので、今は即席スペイン語講座中。
もう意味がわからん、、、携帯も通じないし、ホテルにネットはないし、ようやくみつけたネットカフェでスペイン語Googleしながら、いまは一息こちらに書き込みです。

さ、オニヴァ。

|